うさぎさんの、「ソアホック」という言葉を聞いたことはありますか?
わたしはうさぎさんと一緒に生活して3年になりますが、お恥かしながら聞いたことがありませんでした。
先日、我が家のうさぎさんの足の裏の毛が薄くなっていることに気づき、調べてみたところソアホックという症状でした。
かかとの部分の毛が薄くなり、うっすらと赤くなっています。
血が出ているわけではありませんが、よく観察すると白いタコのようなものが出来かけていて、丸くコブのようになってます。
翌朝、急いでうさぎ専門の病院に行きました。
「先生!ホアソックスが出来てます!ホアソックスが!先生どうしたらよいでしょうか!?」
「ソアホックね。うんうん、なるほど。」
「このくらいなら大丈夫。こんなもんですよ。」
とのことでした、、、
ホアソックスと連呼しましたが、正しくはソアホックなのでみなさんも気をつけてくださいね(だれとく情報)
家に帰る道中、「そうか、こんなもんなのか。」とも思いつつ、やっぱり痛いのかな?と心配になるのと、気づかなくてごめんね、、、という気持ちがモヤモヤと頭から離れません。
ソアホックとは何なのか
日本語では「飛節びらん」「足底潰瘍」とも呼ばれるそうです。
ソアホックとは、足の裏の毛が抜け、その脱毛部分の皮膚が赤く炎症を起こし潰瘍になる状態のことを指します。日本語では飛節びらん、足底潰瘍などと呼ばれることもあります。脱毛によって皮膚が露出してしまうので、表面に傷や炎症を起こしやすくなり、重篤化すると痛みを生じることがあります。
日本動物医療センターJAMC うさぎのコラム 「うさぎのソアホックとは」
上記とのことでした。
なってしまう原因としては
- フローリングなど硬い床材
- 肥満による足への負荷
- 生まれつき足裏の毛が薄い体質
- スタンピング(通称足ダン)
- 爪の伸びすぎ
- 金網やプラスチックなど、ケージの材質
- 水分、おしっこによる足裏の衛星環境
これらが挙げられます。
我が家のうさぎさんは肥満体型では無く、スタンピングもほとんどしません。(年に数回びっくりして足ダンしますが)
爪も1ヶ月ごとにトリマーさんに切ってもらっていて、トイレは犬用おしっこシートを敷いており手足が汚れないようにしています。
また、我が家のうさぎさんは他のネザーランドドワーフに比べると少し小さい為、ケージの床の隙間に足が入り込んでしまうのでケージ内にも犬用おしっこシートを敷いています。
ケージ周りは爪のひっかからない毛足の短いカーペットを敷いています。
ただしかし、リビングや廊下はフローリング(正しくはクッションフロア)の為、リビングに遊びに来る際や元気に走り回るときにどうしてもツルツルと滑っている姿は日頃よく目にしていました。
おそらくこれが原因だろう、ということで、ジョイントマットを購入。
安全に元気で過ごして欲しいので、これからは走り回る際など、滑って足の変な場所に負荷がかからないように気をつけたいと思います。
ソアホックを放置するとどうなるか
ソアホックを放置して重症化すると、足の裏がウジュウジュに腫れて出血し、かさぶたになったり剥がれたりを繰り返しているうちに菌が入り込みます。
症状がひどくなると、炎症は骨にまでおよぶことがあるそうです。
後ろ足の痛みから前足に体重をかけるようになり、前足にも同様の症状が出ることもあるといいます。
痛みで動くことを嫌がり、動かないことで食欲もなくなると症状は良くなりません。
我が家のうさぎさんは、食欲は旺盛で元気に走り回っているのでとりあえずは心配なさそうです。
ソアホックの治し方
自宅での自然治癒
うさぎの足裏に負担がかからないよう、フロアマットを敷くなど環境を改善する。
患部を衛生的に保てるよう、足がおしっこで濡れたり、水で湿らないように注意する
病院から薬をもらう
飲み薬(抗生物質)などで感染した菌をなくすことや、塗り薬で消毒することはできる。しかしうさぎさんによっては塗布した部分が気になって舐めてしまい、症状が悪化することもあるそうなので、基本的には生活環境を見直すことが大事とのことです。
生活環境の改善
今回、我が家のうさぎさんは特に薬を処方されることもなく、経過観察ということになりました。
我が家の対応策としては、フロアマットを敷いてうさぎさんの足裏への負担を無くすことに気をつけて、注意深く観察していきたいと思います。
まだ効果は分かりませんが、効果や走りやすさ、デメリットなどが分かりましたらシェアしていきますね。
つるつるすべらないで走りやすくなったよ〜
おまけ
おやつおいしい。
ねむいのに写真撮られて起こされた。(カーペット汚い)
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