スーパーで果物を買うとき
おすそ分けで貰った果物を食べるとき
「どれが完熟していて美味しいんだろう?」
と気になったことはありませんか?
今回の記事では、冬に旬をむかえる果物でも人気の高い「いちご」「みかん」「キウイ」の美味しい見分け方をご紹介したいと思います。
美味しいいちごの見分け方
いちごの旬は冬となり、12月〜2月が旬となります。
適度な寒暖差が甘さの秘訣となり、じっくりハウス栽培することで完熟になります。
美味しいいちごの見分け方(見極め方)は下記の通りとなります。
ヘタの近くまで赤くなっているもの
ヘタの近くまで赤くなっているいちごが完熟している証拠となります。ヘタの近くが白い部分の残っているいちごは未熟状態となります。
また、赤色が濃く、光沢や艶のあるものを選ぶ方がより良いです。
つぶつぶまで赤いもの
つぶつぶまで赤くなっているいちごが完熟している証拠になります。つぶつぶが黄色の状態のいちごは未熟状態となります。
つぶつぶまで赤くなっているいちごは「今がもう食べ頃!」となり、保存には向きませんので購入後すぐに食べることをおすすめします。
よく勘違いされがちですが、こちらのつぶつぶは実は種ではなく「果実」となります。
大きくて先端がとがっていないものを選ぶ
大きいいちごの方が甘くて美味しいです。大きいいちごは一番最初に実ったものが多く、糖分や栄養が豊富で美味しいとされています。
またいちごの先端の部分一番甘さが凝縮しており、とがっていない先端が平らになっているもののほうが甘く感じられます。
ヘタが反り返っているもの
ヘタがしんなりとしておらず、元気に反り返っているいちごは鮮度が高い証拠となります。
ヘタの色も緑色が鮮やかで濃い方がより新鮮な状態となります。
ヘタの付け根から果肉の上部がふっくらとふくらんでいるいちごは完熟状態となります。
美味しいみかんの見分け方
ビタミンCが豊富なみかんは、冬にかかせない日本の果物ですね。
毎年箱買いしているよ!という方も多いかと思いますので、美味しいみかんの見極め方をお教えします。
小ぶりである
みかんは大きいものは水分を多く含んでおり、大味になりやすいです。
小ぶりのみかんの方が水分が少なく甘みが凝縮されているため美味しいとされています。
色が濃い
みかんの皮はオレンジ色が濃くなると果肉が完熟して甘みが増している証拠となります。
太陽をしっかりと浴びた果実ほど皮が濃いオレンジ色になります。
また、みかんの皮にある半透明のぼつぼつの斑点がよりキメが細かいほどにみかんは甘くなります。
ヘタが小さくて色が茶色
ヘタや軸が小さい(細い)ほどに、果実が甘いといわれています。
みかんは木になりますがヘタの部分が細いほど水分が果実に送られず、味が凝縮されて甘みが強くなります。
逆にヘタや軸がが大きいみかんは大味になりやすい傾向にあります。
またヘタの色は緑色より茶色や黄色っぽいものが熟しているみかんになります。
横長の形で、皮が浮いていないもの
みかんを横から見たときに、横長の楕円形になっているものの方が甘い傾向にあります。
また、表面がデコボコしていて見た目が悪いみかんは、畑の水分不足が原因ですが、中身は甘みが凝縮してとても甘くなっています。見た目がきれいなみかんが美味しいという訳ではないのですね。
そして、みかんを触るとなんとなく皮が浮いているものは、皮と果実が離れてしまっています。
皮が離れてしまっているみかんは剥きやすいので選んでしまいがちですが、水っぽく味が薄くなっていることが多いので、果実と皮がしっかり詰まっている剥きにくいみかんの方が美味しいです。
おまけ
みかんの白い筋は食物繊維とビタミンPが豊富
みかんの白いすじをきれいに取りたい!派と全く気にしない派と分かれますね。
しかしみかんの白いすじはアルベドといい、食物繊維と美肌効果に役立つビタミンPが豊富に含まれます。
せっかくの栄養素を捨てるのはもったいないですが、どうしても気になる方はヘタ側から皮を剥くとすじが残りにくくなります。
豆知識としてご活用くださいね。
美味しいキウイの見分け方
ご近所さんからキウイを大量におすそ分けしてもらった!というのは田舎ではよく聞く話。笑
美味しいキウイの見極め方は下記の通りです。
楕円形でずんぐりしている
キウイもいちごと同様一番最初に実った果実が甘くて美味しいとされています。
キウイの最初に実った果実の特徴としては、楕円形で平べったいずんぐりした形をしており、軸の部分がへこんでいる傾向にあります。
ずっしりして程よい弾力がある
キウイはずっしりして重みがあるものを選ぶようにしましょう。古いキウイは水分が抜けてどんどん軽くなります。
また手にとってみて柔らかいものは食べ時期を過ぎている可能性があります。
キウイは追熟する果物なので、スーパーで購入する際は程よい弾力があるものを選ぶと良いですが、今すぐ食べる場合はかすかに弾力を感じるキウイの方が食べ頃となります。
うぶ毛が密着している
キウイの品種によってうぶ毛があるものないものが存在しますが、うぶ毛がある品種は全体的にしっかりと密集しているものが鮮度が良い状態です。
長い時間お店に並んでいるキウイはうぶ毛がどんどん抜け落ちていきます。
おまけ
りんごと一緒に保管しよう
熟す前に収穫されてしまったキウイは、常温保管して追熟させます。
りんごと一緒に保管することによって、エチレンガスをりんごが発生させて早く熟させる働きがあります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
いちご、みかん、キウイでも見極め方は色々ありましたね。
せっかくなら美味しい個体を食べたい!とみなさん感じていると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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