みなさんはニュートリショナルイーストという食材はご存知でしょうか?
アメリカでは普及していますが、日本ではまだまだ知名度は低いのではないでしょうか。
今回はニュートリショナルイーストについてご紹介します。
ニュートリショナルイーストとは
Nutritional (栄養の)
Yeast (イースト=酵母)
ニュートリショナルイーストは、サトウキビの糖蜜から作られる失活させた酵母です。
チーズやナッツのような風味で、チーズの代用品として使われることも多いです。
動物性食材を使用しておりませんので、ヴィーガンやベジタリアンに好まれて使用されています。
サラダやパスタにそのまま振りかけたり、加工してドレッシングやソースにするなど、幅広く利用できるのも魅力ひとつです。
ニュートリショナルイーストに含まれる栄養素
スーパーフードと言われるニュートリショナルイーストは、食品から摂取しなければならない9種類の必須アミノ酸が全て含まれている完全タンパク資源です。
- ビタミンB群
- 鉄分
- マグネシウム
- 亜鉛
- タンパク質
- グルタチオン
- セレノメチオン
- クロム
- セレン
などの栄養素が含まれており、ヴィーガンにとって不足しがちな栄養素がとても多いです。
また、ビタミンB群の中には「ビタミンB12」も含まれており、動物性食品を摂取しないヴィーガンが唯一摂取できない栄養素となるため大変重宝されています。
ビタミンB12は、正常な細胞の成長や造血作用を持つビタミンで、これが不足すると身体が疲れやすくなったり、貧血をおこしやすくなる、鬱になりやすくなるなど、心身共に影響を与えます。
ニュートリショナルイーストにはビタミンB12が豊富に含まれており、小さじ1杯で1日に必要な栄養素が摂取できます。積極的に毎日の食事に入れたい食材となります。
どうやって使用するのか
ニュートリショナルイーストはチーズのような風味が特徴です。
チーズが合う料理には基本なんでも振りかけて使うことが可能なので、シチューやパスタにふりかけてみたり、ソースやドレッシングに混ぜ込んでコクを出すことにも使用できます。
なんにでも使えるから、普段の料理にちょい足しできるね!
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